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Words

2010年6 月15日 (火)

モレスキンの落とし物・・・お礼はいくら?

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「"To lose a passport was the least of one's worries: to lose a notebook was a catastrophe."

(パスポートをなくしたところで、それほどうろたえることもない。
だがノートをなくしたとなれば、それは一大事だった。 -ブルース・チャトウイン)

この言葉は、ブルース・チャトウィンの著書「ソングライン」の一節です。彼はこの本の中で、彼のトラベルノートブックであったモレスキンについて書いています。彼はこのようにも言っています。「私は最初のページに名前と住所を書き、見つけてくれた人への謝礼金についても提示していました。」

今日では、すべてのモレスキンの最初のページに"As a reward: $___"の欄があります。モレスキンファンのみなさんはこのクリエイティブな項目に何を書いていますか?」

みんなの"As a reward: $___"の物語をFacebookで見てみよう!
Lost and Foundの詳細はmoleskine.com
関連記事はこちら

*みなさんは謝礼金の欄に何と書いているでしょうか?とても興味があります・・・ぜひ教えて下さい!

2010年6 月 9日 (水)

季節のノート:雨傘 

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「雨傘」

今日 おぼえた歌は
今日 うたってしまいました
うたい終わったら
すっかり忘れてしまいました
 
古い小さな雨傘さして
忘れた歌を捨てにゆき
しばらく川を見ていました
 
雨のふる日の川はさみしい
忘れた歌もなんだかさみしい

作 寺山修司(1935-1983)

*梅雨入りはもうすぐでしょうか・・・外に出るのがさみしい雨の日に、詩を一編いかがですか?

2010年5 月12日 (水)

インスピレーション:言葉の力

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シュルレアリスムの父であるフランスの詩人アンドレ・ブルトン(André Breton、1896-1966)もまたモレスキンを愛した一人です。ブルトンにまつわる有名なエピソードです。

「まもなく春を迎えようとするある晴れた日。男はニューヨークで浮浪者を見かけました。その浮浪者は“I am blind.(私は盲目です)”と書いたものを首からぶら下げて物乞いをしていました。

「そうか、彼は目が見えないのか・・・」

しかし通行人は誰一人、盲目の浮浪者に近寄ろうともせず、お金を恵むことはありません。みんな素通りでした。かわいそうに思ったその男は浮浪者に近づき、浮浪者が首からかけていた"I am blind."という文字を書き換え、そして去っていきました。それからしばらく過ぎるころ、その浮浪者は異変に気がつきました。

「おかしい・・・」

「おかしい・・・」

それまでは誰一人お金を恵んでくれなかったのに、あの男と出会ってから、今度はすれ違う人、すれ違う人が恵んでくれるようになったのです。物乞いのお椀にはコインがあふれ、人々が同情の声までかけてくれるようになりました。

「あの男は魔法使いなのか?」

実は男は“I am blind.”という言葉をこう書き換えていたのです。

“Spring's coming soon.But I can't see it.(春はもうすぐそこまで来ているのに、私は見ることができません)”」

アンドレ・ブルトンの詳細はWikipedia

Image: Wikicommons

2010年2 月23日 (火)

akizukidの4-hours writing

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どうすれば作家になれるでしょうか?作家は1日どれくらい文章を書いているのでしょうか?akizukidさんがそのヒントを教えてくれました。

「私が4-hours writingという言葉を使うきっかけとなったのは、レイモンド・チャンドラーの手紙です。・・・

“私は思うのですが、生命を有している文章は、だいたいはみぞおちで書 かれています。文章を書くことは疲労をもたらし、体力を消耗させるかもしれないという意味あいにおいて激しい労働ですが、意識の尽力という意味あいでは、 とても労働とは言えません。作家を職業とするものにとって重要なのは、少なくとも一日に四時間くらいは、書くことのほかには何もしないという時間を設定す ることです。・・・”

私が4-hours writingをするのは、深夜に目が覚めた時が多いです。子どもがいる私の家では、子どもが起きている時間に集中して何かを書くことは難しいですね。真夜中に目覚めた時に、がんばってHT-03Aを使わずに、暗闇の中で考えます。 暗闇といっても小さな照明は点いていてモレスキ ンに思いついたキーワー ド程度は書くことができます。その状態で粘って考えるのがいいと思います。これ、つらいです。・・・」

akizukidさんに学ぼう!ブログはこちら

Image by Wikicommons

*4-hours writingは作家を目指す人にとってひとつの指標になるかもしれませんね。

2010年1 月29日 (金)

tatocoのモレスキンの中に書き留めた言葉

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モレスキンの中に書き留めた言葉を読み返していると、不思議と刺激されることはありませんか?tatocoさんがモレスキンに書き留めた言葉に興味をひかれました。

「7年前くらいから使い始めたモレスキンの横罫線が入っているだけのやつを最近やっと使い切った。・・・以下そこから。

射手座は、矛盾している、無鉄砲な、行儀の悪い、気立ての良い、理性的な、精神的に強い、命知らずの(雑誌に載ってた星座別の性格が書いてある外国のTシャツの記事)

<Small Death-小さな死>この作品の題名は、「『小さな死』はフランス語の petite mort 死ほど完璧な眠りではないが、情事の後の眠りはそれにつぐほど完璧に近いから、小さな死と呼ぶわけである」という開高健のエッセイの一節からとられた。「死を意識することによって却って強まる生へのイメージ」を「小さな死」という言葉に小林は託している。(小林孝亘展-終わらない夏 のパンフレット)」

全文読もう!tatocoさんのブログはこちら

Image by Wikicommons

*今読み返しても新鮮なフレーズやメモが、みなさんのモレスキンの中にも書き留められていませんか?

2009年12 月31日 (木)

どんどん鐘を鳴り響かせなさい

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どんどん鐘を鳴り響かせなさい
~Ring Out, Wild Bells~

風吹きすさぶ冬の荒涼とした夜空に、鐘を大きく鳴り響かせなさい、
飛びゆく雲、凍てついた光、夜のうちに年はまさに暮れゆこうとしている、
鳴り響く鐘よ、大きく鳴り響きなさい。
古い年を追い出してしまいなさい。

古いものは鐘を鳴らして追い出して、新しいものを迎え入れなさい、
幸福な鐘を、雪を越えて、鳴り響かせなさい。
今年が去ろうとしている、行かせてしまいましょう、
今までの偽りのものを鐘を鳴らして追い出して、真実なるものを迎え入れましょう

じわじわと人の心の生気を弱らす悲しみを、鐘を鳴らして追い出しましょう、
私たちがこの世でもう見ることができなくなってしまった人々のために
豊かなものと貧しいものの争いを鐘を鳴らして追い出しましょう
すべての人類に対する救いの手を鐘を鳴らして迎え入れましょう。

ゆっくりとすたれゆく主義主張、
昔ながらにある党派の争いを追い出してしまいましょう。
よりよい作法と、より純粋な法律をもった
人生の最も気高い新しい政治の習慣を迎え入れましょう。

欲望、心配ごと、罪、規則だけ主張して
愛情のない時代の進行のない冷淡さを送り出しなさい。
私の悲しみの歌を、鐘を鳴らして送り出しなさい、
その代わりにもっとすぐれた完全な歌を迎え入れましょう。

地位と血統の間違った誇りを送り出しなさい、
人間同士の争いと憎しみ合いを送り出しなさい。
真実と正義に対する愛を迎え入れましょう、
善に対する普遍の愛を迎え入れましょう。

精神や道徳の様々な墜落を送り出しなさい、
金ばかり追い求めている心の狭さを追い出しなさい。
古から我々人類が繰り返す幾戦もの戦いではなくて、
千年続くという平和の鐘を鳴らして呼び込みましょう。

自由に、勇敢に行動する人を鐘を鳴らして迎え入れましょう、
心がより寛くて、より優しい行いをする人を迎え入れましょう。
この地、イギリスの暗闇を送り出して、
これから来るであろうキリストを我々の手でもって迎え入れましょう。

作 Alfred Lord Tennyson(1809-1892 イギリス詩人)

訳 大森恵子

Photo by Wikicommons

2009年11 月19日 (木)

ノートをなくしたとなれば、それは一大事だった・・・!

In_case_of

In case of loss, please return to:・・・. As a reward: $・・・.
(このノートブックを拾った人は・・・に届けて下さい。謝礼として$・・・お支払いします。)

モレスキンノートブックの表紙を開いて最初に書かれているこの文言。これは小説家ブルース・チャト
ウィンの習慣に由来しています。世界中を放浪していたチャトウィンは、新しい手帳を使い始める前の
儀式として、自分の連絡先と謝礼金額を必ず記しました。チャトウィンの手帳へのこだわりは次の言葉
からも読み取ることができます。

"To lose a passport was the least of one's worries: to lose a notebook was a catastrophe."
(パスポートをなくしたところで、それほどうろたえることもない。だがノートをなくしたとなれば、
それは一大事だった。 -ブルース・チャトウイン)

「・・・旅に明け暮れた二十余年のあいだに、なくしたノートは二冊だけ。一冊はアフガニスタンのバス
の中で消えた。もう一冊は、ブラジルの秘密警察に没収された。連中はそのノートにあった僕の記述―
バロック時代の絵画に見られるキリストの傷に関するもの―を、ある種の千里眼でもって、政治犯に対
する彼らの制裁を暗号で記したものと見なしたのだ。・・・」

ブルース・チャトウィンとモレスキンの物語を読もう!こちら
In case of  lossのページのMSKテンプレートこちら

As reward

*パソコンのない時代、手帳を失くすことは、バックアップなしにパソコンが壊れることを超えるショック
だったと想像します。みなさんはこの欄に何を書いていますか?

2009年9 月23日 (水)

季節のノート: 落葉

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「落葉~Chanson d'automne~」

秋の日の
ヴィオロンの
ためいきの
身にしみて
ひたぶるに
うら悲し。

鐘のおとに
胸ふたぎ
色かへて
涙ぐむ
過ぎし日の
おもひでや。

げにわれは
うらぶれて
こゝかしこ
さだめなく
とび散らふ
落葉かな。

作:ポール・ヴェルレーヌ(1844-1896 フランス詩人)
  『サチュルニアン詩集(Poèmes saturniens)』より
訳:上田敏(1874-1916 文学者)『海潮音』より

*音楽的な詩なので私はいつも声に出して読んでみます。
立秋を迎え、秋は深まっていきますね・・・

2009年9 月16日 (水)

季節のノート:9月16日 日本の新内閣

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“どの内閣でも新聞紙上に発表する意見はいっこう面白くない。
政治の力は実行することであって、演説する事ではないからである。 ”

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(1749-1832)

Image: The minister room

2009年8 月15日 (土)

8月15日:終戦の日

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「第三次世界大戦はどう戦われるでしょうか。
わたしにはわかりません。
しかし、第四次大戦ならわかります。
石と棒を使って戦われることでしょう。」

アルベルト・アインシュタイン(1879-1955)

Retired Weaponsについてはこちら

Photo by Yuko Nakamuta

from moleskine