In case of loss, please return to:・・・. As a reward: $・・・.
(このノートブックを拾った人は・・・に届けて下さい。謝礼として$・・・お支払いします。)
モレスキンノートブックの表紙を開いて最初に書かれているこの文言。これは小説家ブルース・チャト
ウィンの習慣に由来しています。世界中を放浪していたチャトウィンは、新しい手帳を使い始める前の
儀式として、自分の連絡先と謝礼金額を必ず記しました。チャトウィンの手帳へのこだわりは次の言葉
からも読み取ることができます。
"To lose a passport was the least of one's worries: to lose a notebook was a catastrophe."
(パスポートをなくしたところで、それほどうろたえることもない。だがノートをなくしたとなれば、
それは一大事だった。 -ブルース・チャトウイン)
「・・・旅に明け暮れた二十余年のあいだに、なくしたノートは二冊だけ。一冊はアフガニスタンのバス
の中で消えた。もう一冊は、ブラジルの秘密警察に没収された。連中はそのノートにあった僕の記述―
バロック時代の絵画に見られるキリストの傷に関するもの―を、ある種の千里眼でもって、政治犯に対
する彼らの制裁を暗号で記したものと見なしたのだ。・・・」
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*パソコンのない時代、手帳を失くすことは、バックアップなしにパソコンが壊れることを超えるショック
だったと想像します。みなさんはこの欄に何を書いていますか?













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