「旅上」
ふらんすへ行きたしと思へども
ふらんすはあまりに遠し
せめては新しき背広をきて
きままなる旅にいでてみん。
汽車が山道をゆくときみづいろの窓によりかかりて
われひとりうれしきことをおもはむ
五月の朝のしののめ
うら若葉のもえいづる心まかせに。
作:萩原朔太郎(1886-1942)『純情小曲集』より
Image: The Travelling Companions by Augustus Leopold Egg
*6月は初夏の美しい季節ですね。あなたの「きままな旅」はどんな旅になるでしょうか?














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